ワヘイワ

 

基本設定:

16歳

ケジン族・キタケジン種

農業手伝い(田んぼ、とうもろこし畑、その他野菜)

 

好き:肉、抑圧、支配

 

嫌い:強そうな人、カモメ、カラス、大きな鶏、

 

特徴:一本だけ飛び出た下の歯、ギョロ目、左目の下の傷、長い手足

 

口調:オデ(俺)、オメー、滑舌が悪い、たまに吃音症

 

 

 

性格・人間関係:

いじめ、暴力などを行う一見ただのサイコパスだが、小さい頃母親からの人格否定と近所の子供からの壮絶ないじめの経験があり、自分の弱さから目を逸らす為に相手の弱みを握ったり弱い者いじめをしている。ボルト、キキ、サムとつるんでは、村に来た若者に自前の恐ろしいお面(覆面代わり)を付けて「洗礼」(ただの暴力)を行なっている。相手に弱みがある場合はお面を付けずに嫌がらせをしてくる。ゴンとシガロを見かけたら付いてきて、オモチャ代わりに拘束して体の毛を抜いたり水をかけたり、棒で叩いたりなどしている。恐怖を感じたりパニックになるとどもってしまう。普段いじめているシガロとゴンが、誰かからの愛情を受けたり金銭面で助けてもらっていることに、自分には持っていないものがあるんだなといじめ欲が加速する時がある。

 

物語:

毎日村を練り歩く暇人だが一応家の手伝いもする。将来についてはあまり考えておらず、家族達の農業を継ぐ気は無いようだ。「お前のような頭が悪い息子のためのお金は無いから」と、学校には10歳頃から行けていない。シガロやゴンの事情を他人から聞いたワヘイワは、自分よりクズで気弱そうな人間を見つけたと思い、彼らを探し回ってはボルト、キキ、サムといじめている。彼らが違法とされているタバコや、規制されている表現方法のアート(過激なアダルト作品)を所持していて通報できないのをいいことに、ゴンやシガロを縄で縛ったり叩いたり、タバコ、鎮痛剤、マリファナを奪ったりなどやりたい放題。ワヘイワは過去に、自分が受けていたイジメ(呂律が回らないことで)のトラウマが原因で、加えて吃音症を発症。しかし、思い切って反撃したり脅してみると気持ち良く流暢に話せた経験から、人をいじめることが喜びへと無意識に繋がってしまった。最初は村に来たばかりのギャオをいじめていたが、ある日恐ろしいお面を付けたギャオに反撃され、いつか村中の人達とお前のことを締め上げてやると脅されて(半分ハッタリだが)、慄いてギャオに降伏しボスと呼ぶようになった。